消費者金融の歴史について

サラ金からキャッシングへ!よくわかる消費者金融の歴史

私たちの生活において身近になっている「キャッシング」「消費者金融」ですが、その移り変わりを見ていくと、消費者金融が提供するサービスについてよりよく理解できるのではないか、と思います。

そもそも、1980年代以前において、消費者金融は「サラ金」と呼ばれていました。当時のワイドショーでは「サラ金地獄で一家心中」とか「サラ金の取り立てで自殺者が続出」などのニュースを連日放映していたそうです。サラ金は当時100%近い金利をとっており、また貸付金の取り立てはヤクザまがいの手法を使っていました。たとえば、返済が滞った方の家や周囲の電信柱などに「貸した金は返せ!」などと書いた紙を張り付けて脅したり、部屋に監禁して大勢で取り囲み罵詈雑言を浴びせたりなど、ヤクザまがいの取り立て手法については枚挙にいとまがありません。

金利については80年代にサラ金の違法な取り立てが社会問題化してから、だんだんと下がってきました。現在では20%前後に落ち着いている金利ですが、やはりバブル崩壊などの影響もあって現在の金利に落ち着くまでにはいろいろと紆余曲折があったようです。金利が下がるとともに、サラ金と呼ばれていた個人貸付を行う中小規模の金融機関は業界全体でイメージアップを図るように努力していきます。わかりやすい例ですと、かわいい動物を使ったりコミカルな宇宙人が出演するCMを使った広告手法が有名です。また、自分たちの呼び名をサラ金から消費者金融、キャッシングというより柔らかい表現に変えていくと同時に、お金を借りる方を「お客様」として扱い、法律を順守したビジネスを業界全体で展開するようにしていったわけです。

サラ金時代と比べて現在の消費者金融は業界全体として、法令の順守と公平な金融サービスの提供ということを目指しています。もちろん多重債務の問題は現在でも社会問題として業界全体で解決していかなくてはならない問題ですし、より迅速で正しい金融サービスとは何か、ということをそれぞれのキャッシング会社が考えていく必要がある、と考えています。